■コーナーに磁気バーが埋設されているサーキットとバイクでの計測について
希ではありますが、磁気バーがコーナーまたはコーナー付近に埋設されているサーキットの場合、バイクでの計測時は特に取り付け位置等に注意が必要です。

判りやすく図にしましたので下図をご覧下さい。
(図中のセンサー位置はあくまで判り易くする為に配置しており、推奨する取り付け位置ではありません


バイクの場合、直線を走っていても進路変更をする際にはバンクさせますが、特にコーナーではそのバンク角が大きくなる為、磁気センサーの取り付け位置によっては大きく影響します。


磁気バーが埋設されているコーナーとは逆向きの面に磁気センサーを取り付けた場合、(図では右コーナーに埋設されており、磁気センサーは進行方向左側面に取り付けてます)直立時の「センサー地上高A」とバンク時の「センサー地上高B」を比較すると、


 「センサー地上高A」「センサー地上高B」


となり、当初の設定位置よりも高くなってしまいます。
また、地上高の問題だけでなく、磁力線の経路上に磁気を遮断してしまう、マフラーやフレーム、エンジン等の遮蔽物に遮られ、更に感度が落ちる原因となります。

「クーリングラップやフォーメーションラップでは反応していたのに、全開走行になったら反応しない磁気バーがある」と言ったサポート事例ではおそらくこれらの原因で、よりバンク角が深くなる全開走行時に反応しなくなった物と思われます。
■磁気センサーの銀色シールについての補足
磁気センサーには磁気を感知する面に対しシールが貼り付けてあります。
シールの色は磁気センサーのバージョンにより異なる場合がございますが、現行品は銀色のシールが縦側面から底面へ跨るように貼り付けてあります。

この銀色シールの面の部分に磁気を感知するセンサー素子が配置されてますので、正しく計測する為にはこの面がオープンになっている必要があります。
よって、この面が磁気を遮断する鉄等のパーツに囲まれている所や、このシール面をフレームに貼り付けると幾ら低い位置に取り付けても感度が落ちてしまいます。
もし磁気センサーの周囲に磁気を遮断する様な物がある場合は、それらよりもこの銀色シール部分が最低でも1cm程は下に飛び出している事が重要です。

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